パニック障害・不安障害を考える

パニック障害や不安障害について考えるブログです。

パニック障害に対する理解

私は二十歳の頃に発作がおきて、何かおかしいぞと思い、メンタルクリニックを受けようと思いましたが、親がとても嫌がいました。凄く嫌そうな顔をしているのを今でも覚えています。

 

親といえども、何度説明しても理解してくれないこともあります。おまえは人生の楽しみ方を知らない、だとか、意味不明なことを言われたものです。

 

私は親を憎みました。子供がこんなにも必死に訴えかけているのに、どうしてそんなそっけない態度がとれるのか、疑問でなりませんでした。

 

その頃は親以外には相談できずにいたので、毎日辛い思いをしていました。もっと早く病院にいっていればと思います。

 

ですがメンタルクリニックに行っても、解決はしませんでした。うまく説明ができなかったからです。先生が察してくれてもよかったのですが、ヤブ医者でした。それできちんと治療にあたったのが6年後の26歳のときでした。

 

結婚して子供を30歳までに産みたいと思っていた私は、妊娠するまえに治しておかないととおもい、新しく精神科を受診しました。

 

そこではパキシルというお薬を処方され1年半ほどのみました。行動療法とともに治療を開始しました。あまり良くはならなかったけれど、呼吸法と自律訓練法を駆使して発作を乗り越えていきました。

 

呼吸法は10秒息を止めたあと、3秒吐いて吸ってを1分間を5回行うという呼吸法です。私にはこれがあっていて、電車に乗って辛くなるとこの方法で発作を抑えていました。発作と言うよりも予期不安ですね。

 

予期不安が強くなると発作になってしまいます。予期不安をあまり感じないように呼吸法に集中することで難をのがれていました。過呼吸になるかたにはあまりおすすめできないかもしれませんね。

 

辛いときは一度下車して呼吸を整えてからまたのったりしました。お友達やパートナーに理解があるといいですが、それでも次の駅まで持つかどうかが不安でしかたなかったです。

 

寛解しているいまでも、でかけるときはお茶は少なめにしてトイレにいってからでかけます。