パニック障害とは
パニック障害とは、一度は聞いたことがあるとは思いますが、突然なんのまえぶれもなく、息が苦しくなったりめまいがしたり、手の震えや動揺など、死ぬのではないかというくらいに苦しくなる発作をおこす障害です。
100人に1人はかかるといわれている障害です。
私はその一人になりました。
パニックを起こす場所はひとそれぞれですが、乗り物で発作がおきやすいひとが多いようにみうけられます。私もその一人ですが、なかには、家でくつろいでいるときや寝ているときにパニック発作をおこすひともいます。
外に出られなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
私が最初のきっかけになったのは、電車の中でトイレにいきたくなって我慢をしていたことがきっかけでした。
それからというものの、乗り物に乗るとすぐにトイレに前もっていっていてもトイレにいきたくて漏れてしまうのではないかという不安にかられ、いてもたってもいられない
状態になりました。
息が苦しくなって汗をかき、息が苦しくてトイレにいきたくてたまらなくなりました。
発作は波があって5分ほどで治まったと思ってほっとしていたら、また発作がおきるなど、何回もやってきます。
私は死ぬのではないかという不安でいっぱいになりました。そしてこの辛い状況をなんとかしたいと思っていました。
私はそれがパニック障害とはしらずに何年もすごしてきました。今のように何でも検索できる時代ではなかったので、情報がはいってこなかったのが原因です。
もう少し早く治療をはじめていれば、こんなにも辛い思いをしなくてもよかったのかなと思います。
ですが時がたつにつれ、慣れていったのも事実です。ですが、パニックになりそうな場面はさけるようになりました。
行動範囲はとてもせまくなり、友達に言うのも恥ずかしくて隠していました。
ですがパニック障害は、はずかしいものではありません。だれにでも起こる可能性のある発作です。